Dharma Budaya

活動記録(2009-2000) > 2006年のコンサートレポート

南の島のおはなしライブ!〜ジャワに伝わるものがたり〜

  • 日時:2006年12月17日(日)12:30〜1:15 / 3:00〜3:45
  • 場所:キッズプラザ大阪 5F キッズプラザホール
  • 概要:ジャワに伝わるものがたりを読み聞かせるプログラムでの演奏
  • コンサート詳細

先月に引き続きキッズプラザでのイベント。今回は、ジャワ島に伝わるものがたりを通してインドネシアの文化にふれてみよう、というプログラムでした。

ガムランの音にのせて、キッズプラザ職員の方がジャワ島のむかしばなしを読み聞かせました。 ガムランはお話の盛り上げ役。

2回公演のうち、初回は立ち見がでるほどの盛況ぶりでした。集まった子供達はお話だけでなくガムラン楽器にも興味津々の様子。 ガムランの演奏を食い入るように見ている姿が印象的でした。

帰り際には「ほんま、癒されたわー」という、付き添いの親御さんの声もちらほら。子供だけでなく大人にも楽しんでもらえたでしょうか。

演奏風景演奏風景

佐藤 桃子


ひびけ!ガムラン・アンサンブル♪

  • 日時:2006年11月26日(日) 11:30〜12:15 / 2:15〜3:00
  • 場所:キッズプラザ大阪 5F キッズプラザホール前
  • 概要:キッズプラザ大阪で行った小中学生向けのワークショップ。
  • コンサート詳細

子供たちとの一日

WS風景 WS風景

ここ数年この時期にキッズプラザ大阪で開催している、子供たちを対象としたガムランワークショップです。当日はあいにくの雨模様でしたが、たくさんの子供たちと親御さんが足を運んでくださいました。参加してくれた皆さん、ありがとうございます!

今回改めて思ったのは、子供たちはすごく発想が豊かだということ。私たちが予想もしないことや想像もできないことを思いついて実行に移してしまうのは、子供だからこそだろうなあと思います。いきなりプロみたいにかっこいい太鼓の演奏を披露したり。なかには危ないことや困ったことをする子もいるので要注意ですが、でもそれでもやっぱりその発想力はスゴイ長所だと思います。

ワークショップの最初に、毎年たいてい同じ質問をします。「インドネシアを知ってますか?」以前はほとんど手が挙がらなかったのですが、今年は違いました。ほぼ半数の手が挙がりました。「テレビで言ってた」と子供たち。地震や津波の影響のようです。インドネシアがよく知られるようになるのは嬉しい気もしますが、痛ましい出来事で有名になるのは悲しいです。彼らがこのワークショップを通じて楽しいインドネシアを感じてくれればと思います。

キッズプラザがワークショップ会場のすぐ近くに「アクション!世界のともだちへ」というコーナーを設けてくれました。副題は「はしぶくろをつくって世界で困っている友だちに笑顔をおくろう!」。子供たちが箸袋を作って、それを飲食店等にチャリティ購入していただき、売上げをインドネシア領事館および日本ユニセフ協会におくる、という企画だそうです。ワークショップに参加した子供たちの多くがこの企画にも参加してくれたようです。ありがたいことです。

それにしても、子供たちはとっても元気!
好奇心でキラキラした顔で楽器に近寄ってくるのを見ると、こちらも自然と笑顔になります。キッズプラザの建物いっぱいにそんな彼らのエネルギーが充満しているような気がしました。

稲田 直美


宝塚音楽回廊

  • 日時:2006年11月11日(土) 1回目 12:40頃 2回目 13:30〜
  • 場所:阪急宝塚Gコレクション前広場(阪急宝塚駅1階)
  • 概要:震災復興10年を機にスタートした「宝塚音楽回廊」。「ガムランを救え!」プロジェクト(ダルマ・ブダヤ+☆)として参加しました。
  • コンサート詳細

「宝塚音楽回廊」は阪神・淡路大震災から10年を機に始まり、今年で三回目を迎える音楽イベント。宝塚周辺のホールやライブハウス、 ホテルや飲食店、広場などを舞台に、ジャズ、ポップス、クラシック、シャンソン、ミュージカル等、様々な音楽が演奏されました。収益 の一部は災害義損金として、その年に起こった自然災害に対する被災地支援に活用されます。今年はジャワ島中部地震の被災地にも支援を してくださるということで、「ガムランを救え」プロジェクトとして参加させていただきました。

公演は宝塚駅前Gコレクション前広場で、「宝塚音楽回廊のオープニングステージ」として行いました。人通りが多い場所での演奏とい うこともあり、小雨降る寒さにも関わらず、たくさんの方が足を止め、ジャワ舞踊・ガムランに見入ってくださいました。演奏前後には( リハーサル中にも!)、何人もの方が楽器のそばまで来てガムランについて質問をしてくださり、皆様のジャワ文化に対する興味がひしひ しと伝わってきました。ジャワの文化を知っていただくことで、被災地をより身近に感じていただけたのではないかと思います。

塩崎 博史


まちかね祭コンサート&ワークショップ &写真展示

  • 日時:2006年11月3日(金) ワークショップ13:00 〜 14:00 コンサート 14:30 〜 15:30
  • 場所:大阪大学 豊中キャンパス 法経講義棟1Fエントランス・ロビー
  • 概要:大阪大学で行われる「まちかね祭」での、毎年恒例のガムランコンサート、およびワークショップ。
  • コンサート詳細

はじめてのまちかね祭

演奏風景

秋晴れの中、阪大まちかね祭が催され、私達ガムランアンサンブル=ダルマ・ブダヤも、ワークショップ&コンサートを行いました。会場入口では、インドネシア・ジャワ地震で被災した現地の様子を写真展示しましたが、大勢の方々が興味深く写真を、ご覧になっていらっしゃいました。写真展示は、コンサートが始まるまでの間にも見ていただけるし、終わってからもゆっくり見ていただけるので、とてもよかったのではないかと思います。

コンサート前には、メンバーが短時間でポスターを、あちこちに貼りチラシを配ったりしてコンサートへの呼び掛けをした為か、1時〜のワークショップには、老若男女問わず大勢の方が参加され、楽器に触れていただけて、とても良かったのではないかと思いました。また参加された男子大学生からは、西洋音楽の楽譜とは全く違うガムラン音楽の楽譜にとても驚かれ、ガムラン音楽の休止符について、質問をされていました。初めての方は、西洋音楽とガムラン音楽の違いに、かなり戸惑われたように感じられました。また初めてガムラン楽器に触れる方がほとんどのせいか、皆さんの目が興味津々に、とても輝いてイキイキされていたのが印象的でした。私自身、初めてガムラン楽器を目の前にした時には、何て不思議な形をした楽器なんだろう?と、とても驚いた事を、皆さんの表情を見ながら自分の事のように、なつかしく思いました…。

WS風景

私自身、まちかね祭はダルマに入り初めての参加となりましたが、この日一日だけは、学生に戻ったような錯覚を起こしつつ、コンサートでは演奏する事もでき、とても充実した楽しい一日を経験出来ました。感動です!そしてコンサート会場となった法経講義棟エントランスホールでのガムランコンサートでは、立ち見も出るほど大勢の お客様でしたが、ガムランの心地よい音色と余韻を充分に感じて、そして楽しんでいただけたのではないでしょうか…。

板脇 眞理子


音楽の祭日 in みんぱく

  • 日時:2006年6月18日(日)  12:35開演
  • 場所:国立民族学博物館
  • 概要:「音楽の祭日」の一環としてのコンサートです。
  • コンサート詳細

「音楽の祭日」〜ガムランの故郷に想いをはせる〜

演奏風景

4月30日に、国立民族学博物館(みんぱく)での催し「音楽の祭日」に、ダルマ・ブダヤのメンバーとして参加させていただきました。「みんぱく」に行くこと自体初めての私は、当日、会場につくなりその展示物にただただ圧倒されるばかり!!リハーサルが始まるまで我を忘れて様々な楽器や衣装に見入っていました。


しかし、今回の楽しみは何といっても自分自身が「みんぱく」の展示物と一つになって演奏すること! ガムランをはじめて間もない私がこんなチャンスにいきなり巡り会えたのは、本当に幸運です。


クンバンサリの方々の素晴らしい演奏後、ようやくダルマのコンサート! 初めて着るジャワの民族衣装にぎこちなく身をつつんで、多くのお客様の視線を感じながらのコンサートは予想以上に緊張しました。しかし、途中に拍手をいただく場面もあり、今回のコンサートは最高の思い出になりました。


中でも印象的だったのは、コンサートの途中、(五月末に起こった)ジャワ中部地震被災地の復旧支援のため、募金を募るアナウンスがあった場面。もしもガムランとの出会いがなければ、私にとってあの地震は自分とは関係のない世界の出来事だったことでしょう。

しかし、ダルマのメンバーをはじめ、地震の被害に心を痛めている方々と接する中で、あの地震は、私自身の問題となりました。コンサートに足を運んでいただいた方々もきっと同じ気持ちで地震の報道を見聞きしていたのではないでしょうか・・・。


地震に被災した方々に「日常」が1日でも早く戻る事を祈りながら、私としても精一杯の援助をしたいと思います。

岡元 源樹


いちょう祭ワークショップ&コンサート

  • 日時:2006年4月30日(日)  11:00〜 ワークショップ 13:00〜 コンサート
  • 場所:大阪大学 豊中キャンパス
  • 概要:大阪大学の春の学祭「いちょう祭」での、毎年恒例のコンサートです。
  • コンサート詳細

2006.4.30. いちょう祭WSとコンサートについて

4月30日にいちょう祭に合わせ、恒例のワークショップとコンサートを行いました。


WS風景

例年ですと、コンサートの後に「楽器に触ってみてくださいね!」程度の短時間のワークショップなのですが、今年は本格的に時間をたっぷりと取って行いました。高校生ぐらいの方から60代ぐらいまででしょうか?幅広い年齢層の方が来られ、賑やかなワークショップとなりました。

練習した曲は「Ladrang PANGKUR PL barang」です。ジャワでは大変ポピュラーな曲ですが、ワークショップ参加者の方は初めて体験する曲。皆さん真剣に様々な楽器に取り組んでおられました。


ワークショップ終了後、コンサートです!

コンサート風景

今年も,多くの方が来てくださりました。椅子席がすべて埋まってしまい、お子様がぐずった時に…と用意してひいていたゴザにも、結局大人の方に座っていただく事になりました。


コンサートでは,ワークショップで練習した曲も演奏したので、参加者の方はまた違った聞き方をしてくださったのではないかと思います。


また、毎年思うのですが、コンサートを行う法経講義棟は天井が高く音がとてもきれいに響きます。お客様の中には2階に上がられて、上から楽器を見下ろしのんびりと聞いて下さってる方もおられましたが、2階から聞くガムランもきっと良い響きなのだろうと思います。


お客様にもリラックスした時間を過ごしていただき、メンバーも演奏していて心地よいひとときでした。

松田 仁美


〜そして、いつのまにか〜

  • 日時:2006年3月26日(日) 15:00開演
  • 場所:10W gallery (大阪市中央区)
  • 概要:10W galleryのすてきなサロンスペースでの、アットホームなコンサートです。

〜そして、いつのまにか〜

ギャラリー併設の個人宅を会場として、客席30あまり、お酒やらインドネシアのお茶・お菓子を楽しみながら、ガムランを聴いていただくミニコンサートでした。

会場宅の猫が歩き回る中、演奏者とお客さまの距離が近いこともあり、いつもにもましてくつろいだ雰囲気で演奏できたように思います。カインの着付けデモンストレーションもあり、コンサート後のお客さまとの会話もはずんで楽しいひと時となりました。


稲葉 明子

コンサート風景 コンサート風景 コンサート風景 コンサート風景